P急発に劇的効果
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著 者:三浦健二先生 |
高周波治療器(コスモデンタル)とペリオフィール(昭和薬品)の併用で、P急発患者の抜歯を回避でき、予後も良好な症例についてご報告します。
- 8月22日
- 患者:64歳男性。左下6番におけるP急発により来院。
動揺が激しく、8ミリ超のポケットを確認。エキストの可能性も視野に入れ施術を開始。


- 処置:
浸潤麻酔
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歯周ポケット掻爬術
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ペリオフィールのポケット内注入
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発症部位がポケット内分岐部であったため、最低限の侵襲性で、ポケット内に直接的に熱アプローチできるコスモアイキュアを選択
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高周波治療器コスモアイキュアによる歯周病Bモード(15ワット)設定、チップはペリオチップを使用。
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頬側よりペリオチップを刺入、深いポケットだけを選択的に7~8回通電
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ポケット内にて、ペリオフィールを高周波の熱で焼くことで、ペリオフィールのカプセルが破裂し、即効的な濃度向上が可能となり、薬効を促進したものと考えられる - 翌々日(8月24日)
- 高周波治療器コスモキュアによる歯周病Aモード(7ワット)設定、チップはペリオチップを使用
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一昨日同様深いポケットのみ選択的に7~8箇所通電、ポケット内の歯周病菌を叩く
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菌体を減らしてからペリオフィールを注入。一層薬効が高まると考えられる
- 8月29日、9月5日
- 8月24日と同様の処置を続ける。動揺も収まり、ポケット浅くなる
- 9月12日
- 上皮再付着により、ポケット内にチップが尖通しない(ポケット8ミリ→2ミリに改善)ので、経過観察のみ
- 9月26日
- レントゲン上で歯槽骨のり・ミネラリゼーションを確認。高周波が作る磁場が生体電気に作用し、組織再生を促す効果を実感。今後共、経過観察の予定。
- 【結論】
- 歯周病患者への高周波の使用およびペリオフィールの併用療法は、熱アプローチにより歯周病菌を叩く効果に加え、組織再生による保存にも寄与し、患者のQQL向上に役立つものと考える。

